障害児が生まれる確率は?

補足記事:葉酸の過剰摂取について

妊活中、妊娠中に摂るべき栄養素として非常に大事な【葉酸】

 

海外では一定の摂取を義務付けているところあるくらい。

 

 

この葉酸ですが、

 

推奨される1日当たりの摂取量は

 

【400r】とされています。

 

 

近年葉酸の重要性の勧告により

 

葉酸の摂取を意識している妊婦の方は

 

相当数多くなったと言えるでしょう。

 

 

しかし一方で葉酸サプリメントなども数多く存在し、

 

葉酸を過剰摂取してしまう方もいらっしゃるようです。

 

 

過剰摂取による赤ちゃんへの副作用や悪影響はないのか?

 

 

ここでは葉酸の過剰摂取による悪影響について

 

解説していきます。

葉酸の過剰摂取が小児喘息の原因に?

小児で最も気をつけたい病気の一つが喘息です。

 

重度となると呼吸困難になりやすく吸引器が手放せなくなります。

 

この小児喘息になる子供が年々増加しているというのです。

 

原因についてはこれまでは以下のようなことが挙げられていました。

 

周囲の社会環境の変化、

 

生活習慣の変化

 

食生活の変化

 

子供が産まれた後、後天的に影響を受けた結果と考える仮説が一般的でした。

 

しかし、最近になってまったく考えもしなかったところに原因があったのでは?という研究が発表されました。

 

オーストラリアのアデレード大学の研究陣がアメリカ疫学雑誌に発表した論文がそれです。

 

論文のタイトルは

 

「Effect of Supplemental Folic Acid in Pregnancy on Childhood Asthma: A Prospective Birth Cohort Study
American Journal of Epidemiology  Advance Access published October 30, 2009 DOI: 10.1093/aje/kwp315」

 

 

この論文の反響は大きく日本でも簡易紹介報道が以下のようなタイトルでなされました。

 

「妊娠後期の葉酸サプリ摂取で子供のぜんそくリスク上昇、豪研究」

 

この研究は、オーストラリアで557人を対象とし、

 

妊娠初期(16週まで)と妊娠後期(30〜34週)における

 

食品あるいはサプリメントによる葉酸の摂取状況と、

 

産まれた子供の3.5歳の時点での喘息発症のリスク関係を調査したものです。

 

 

調査結果は驚きのものでした。

 

”葉酸を積極的には摂取しなかった母親から生まれた子供に比べ、

 

妊娠後期に葉酸をサプリメントなどで摂取していた母親から生まれた子供では26%、

 

妊娠前期から後期まで全期を通じて摂取していた場合は32%、

 

推計学的にリスクが高かった”というものです。

 

 

ところが、同じく葉酸を積極的に摂取(100μg/日)するにしても、

 

通常の食品で摂取すると、喘息リスクの増加は3.5歳時点では9%に留まったんですね。

 

 

これが意味しているところは、

 

食品から葉酸を取れば、胎児の神経管奇形を予防でき

 

且つ 小児喘息のリスクも下がる。というものでした。

 

 

葉酸の重要性を理解したものの摂りすぎは摂りすぎでリスクになる可能性もあるということを

 

考えさせられる研究でした。

 

しかし、妊娠初期(4週〜7週)の葉酸は赤ちゃんの先天的疾患を防ぐうえで非常に重要であることに

 

変わりはありません。

 

必要な時期に、必要な分しっかりと摂るようにしましょう。