障害児が生まれる確率は?

発達障害の原因って何?

 

 

近年、

 

発達障害を持つ子供が多くなってきています。

 

全国の公立小中学校で調査した結果、

 

現在では約9万人もの発達障害の子が進級指導を受けているそうです。

 

この調査は2016年に行われたのですが、1993年と比べた場合、その数はなんと7倍に。

 

発達障害は見た目はまったくわからない普通の健常な子が多かったりします。

 

では発達障害とはいったいどのような障害なのでしょうか。

 

発達障害とは

 

発達障害にはいくつかの種類があります。

 

ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)、

 

ADHD(注意欠如多動性障害)、

 

LD(学習障害)の大きく3つに分けられます。

 

これら3つの障害は脳の機能に関連する障害、特性です。

 

発達障害の原因は?

 

 

発達障害の原因について様々な研究がなされてきていますが、

 

2012年4月9日付の米医学誌「Pediatrics」(電子版)に発表された

 

米カリフォルニア大学デービス校MIND研究所のPaula Krakowiak氏の研究が

 

大きな話題になりました。

 

 

2〜5歳の子供、およそ1,000人を被験者として実験したところ

 

子供の神経発達障害リスクが、

 

母親の妊娠時の代謝異常、

 

つまり肥満や高血圧、糖尿病や妊娠糖尿病が

 

密接な関係があることが分かったそうです。

 

 

発達遅延リスク2.35倍も

 

この研究は

 

遺伝や環境による子供の自閉症リスクについて検討する研究の登録データを用いて、

 

2003年1月〜10年6月に2〜5歳になる米カリフォルニア州で出生した子で

 

1人以上の生物学上の親と同居していることなどを条件に実施されました。

 

 

この際、

 

母親の妊娠時の代謝異常としては

 

糖尿病もしくは妊娠糖尿病、

 

高血圧、BMI(肥満指数)30以上の肥満を持つ親としています。

 

 

結論的に見ると、

 

妊娠時の代謝異常による各神経発達障害の発症リスクについて

 

自閉症スペクトラム障害は正常な親に比べて1.61倍、

 

発達遅延は2.35倍も多く発症していることが分かったのです。

 

また、この妊娠時の代謝異常が

 

子供のコミュニケーション能力の発達にもとても大きく影響することも分かったそうです。

 

この結果を持って、

 

同研究チームは

 

「母親の糖尿病・妊娠糖尿病、高血圧、肥満の

 

いずれかの代謝異常と子供の神経発達障害に関連が認められた」と結論づけています。

 

 

原因は遺伝的、先天的であるが完全な解明は出来ていない

 

このように、発達障害は遺伝子の要因が強く、

 

先天的であることはほぼ間違いないでしょう

 

しかし疾患が発症する仕組みについては

 

未だに解明されていません。

 

発達障害は、根本的に治すことは不可能とされています。

 

特性を見にくくする薬がいくつか開発されてはいますが、

 

基本的には発達障害を持って生まれてきた場合は

 

この特徴と一生付き合うことになるわけですね。

発達障害は一生付き合うもの

 

 

このように発達障害と言っても3つの分類があり、

 

また症状は個人に様々となります。

 

ASD、ADHD、LDの3つの特徴が

 

それぞれ重なりあっていることが多いためです。

 

最近では発達障害を障害とみなさず、

 

その子の「個性」と捉える見方もあります。

 

極端に障害としての意識を持ちすぎず、

 

個性と理解する程度にしましょう。

 

 

そして発達障害はなることのない症状ですが、

 

近年症状が見えづらくすることは出来ています。

 

その子の個性としてとらえ、愛情をしっかりと注ぎ、

 

適切に教育と訓練をすることで症状を改善していけるよう

 

支えてあげましょう。